総プレイ85時間かけてようやくクリアしたゼノブレイド3。
それでもまだクエストは残っているというボリューム感はゼノブレイドシリーズならでは。
ゼノブレイド1,2を楽しんだ私がクリアして感じたことをなどを書いていきます。
ストーリー
軍事国家ケヴェス軍とアグヌス軍がコロニーにある命の日時計をかけて日夜戦いに明け暮れる。
命の日時計=生命維持装置であるため相手の命を奪わないと死んでしまうという過酷な運命。
更にこの世界に生きる人の余命10年、10歳~20歳までしか生きられず
女王様の前で20歳の成人の儀を迎えられるのを最大の誉としている。
ケヴェス軍のノア、ランツ、ユーニ、アグヌス軍のミオ、セナ、タイオンがこの物語のメインキャラクター。
中でもノアとミオは「おくりびと」と呼ばれていて笛の調べによって戦死した死者の魂を浄化させる特別な能力があります。
序盤のミッションで6人が出会う謎の人物「ヴァンダム」の登場で永遠にループしていた世界が変化していくことに。
ゼノブレイド3のストーリーは命をテーマにしているだけあって全体的に重め、前作の2と比較すると明るさが半減しています。
ムードメーカーのノポン族が今作はNPC扱いになっていますのでそう感じるのかもしれません。
ただ、それ故に後半かなりグッとくる場面があり涙なしでは観れないシーンがあります。
全体を通して見ると中盤から後半の盛り上がりが大きく終盤は期待しすぎたせいか少し物足りないと感じました。
戦闘に慣れるまではTIPSが便利
戦闘はターン制ではなくオートバトル。ターゲットに合わせてキャラクターがオートアタックするため簡単です。
簡単操作ですがストーリーが進むにつれて色々覚えていくと徐々に煩雑になってきます。
中でも重要なのがキャンセル攻撃で「攻撃がヒットした瞬間にアーツに対応ボタンを押す」ということ。
特にウロボロス状態でのキャンセル攻撃は必須になり、決めないとタレントアーツが溜まらず強力な必殺技が放てません。
ゲーム中に説明はされますが1回では中々覚えられないので、そんな時はTIPSの「訓練」が便利です。
模擬戦闘になっておりコンボやキャンセル攻撃、チェーンアタックなど自分が気が済むまで繰り返し訓練できます。
色々な技を決めて大ダメージを与えるのはゼノブレイドシリーズの戦闘の醍醐味ですね。
ゲーム音楽は落ち着いた良曲が多い
今作はおくりびとが奏でる笛の音が随所に使われていて戦闘シーンを盛り上げています。
前作と比較すると少しおとなしい様に感じましたがその分キャラクターの名セリフが際立っていて良いです。
中でも個人的にお気に入りなのは2つ。メニュー画面とチェーンアタックのBGM。
メニュー画面はこのゲームで一番耳にするといっても過言ではないです。
曲はしっとりしていて普通に流しているだけでも落ち着きます、長時間ループして聴けるほど名曲と感じました。
もう一つのチェーンアタックは戦闘中にゲージが溜まると使えるため
プレイヤー側のテンションを上げたいときに+ボタンをポチっと押すと発動するのが良い。
曲調は1,2にあった「名を冠する者たち」との戦闘を彷彿とさせるような最初から全開の曲です。
良かった点、惜しかった点は
良かった点
- キャラクター表現の豊かさ
- 最後まで楽しめるストーリー展開
- スキル排除によるストレス緩和
惜しかった点
- 収集クエストの多さ
- アイテム、モンスターの説明不足
- ファストトラベル、ムービー移行時のロード時間
ゼノブレイド3になって1番良いと感じたのはキャラクター表現の豊かさです。
目や口元の動きや髪のなびく姿、衣服の細かな動きなどが凄く、それに比例して物語への引き込まれ具合も高くなります。
ボス戦やヒーロークエストは特にキャラクター毎の駆け引きが多いためかなり見ごたえがありました。
それに対して1番気になったのは収集クエストが多いこと。
フィールドが広くアイテム数が相当あるため何処にあったか思い出すのが大変。
ジェムを生成するために必要なモンスターの素材も名前だけでは分からず途中で諦めノポンコイン(金)に頼る始末(笑)
サブクエストも素材集めが多めなのでモンスター図鑑やアイテムの細かな場所まであったら嬉しかったですね。
さいごに
シリーズ通してプレイしていて楽しめた方ならこのゲームはおすすめです。
自分=物語の主人公なんだ!自分で全て操りたいんだ!って人にはちょっと厳しいかもしれません。
クリアした時の達成感を味わうことが久しぶりに出来たゼノブレイド3。
これだけの物語を体験しないのは勿体ないと思いますので、
PVなどを見て気になっている方は是非プレイして見て欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。