7月に配信されたSwitchオンラインのファミコンソフトの中から
ディスクシステムのふぁみこんむかし話新・鬼ヶ島をプレイしてクリアまで進めました。
今遊んでも面白くおすすめのタイトルになりますので感想を含めご紹介します。
ふぁみこん昔話 新・鬼ヶ島とは
1987年9月4日(前編)、同年9月30日(後編)が発売されたディスクシステム専用タイトルです。
ゲーム内容はテキストアドベンチャーゲームで基本はコマンドを選びながら物語を進めていきます。
ザッピングシステムを採用しており主人公男の子、女の子切り替えながら進めていくのは当時は画期的でした。
桃太郎がベースと思いきや色々な昔話がミックスされており出てくるキャラクターも癖が強め。
セリフもギャグや昔話とはいえ現代風の言葉遣いも含まれているので思わず笑ってしまう場面もしばしばあります。
音楽も一度聴いたら忘れられない名曲揃いなのも本作の魅力です。
十数年ぶりにプレイして
テキストアドベンチャーは好きなジャンルなので序盤はサクサク進めました。
ただ、このゲームは主人公の切り替えが重要で間違えると後半では簡単に詰みます(笑)
もちものの取りこぼしがあっても詰む場面もあり結構シビアに感じました。
今プレイしても悩んだのは前編の「いおうだま」のありか。
これがないと前編の佳境部分がクリア出来ずウロウロすることに。
場所も道中の身動きが制限されている崖の端にあるので見落としがちなのも辛い。
これを見つけるのに1時間ぐらい何回か行ったり来たりとうろつきました(笑)
もう一つは後編のこすずめ(ちゅんたろう)の居場所です。
普通にウロウロ探しているだけでは見つからず、
木の色が違う場所でかたなを使わないと道が開かず見つけれません。
コマンド総当たりでもちょっとしたセリフを見逃さずプレイしないと
「どこ行けばいいんだ。。。」となります。
昔のゲームならではのマップ表示はなく「きた、みなみ、ひがし、にし」で移動するため
頭の中で覚えながらプレイしないと同じ場所をグルグル回る羽目に。
その場所でいらないコマンド、ゲームオーバーに繋がる選択肢も隠されており
この手のゲームが苦手な人は辛いかもしれません。
クリアして感じた事
総じてゲーム音楽が素晴らしいと思いました。
タイトル画面の曲から鬼が居る場所での緊張感がある曲、エンディングロールの曲まで
どれをとっても色褪せない名曲ばかりでした。
新鬼ヶ島では2章の夜の曲が一番のお気に入りです。
昔クリアしたときはもっと物語が色々あったと思っていましたが
結構さっぱりしていて説明がそこまで手厚くないと感じました。
システム的にはセーブする度にタイトルに戻るのも煩わしく、Switch版の途中セーブが無いと辛い場面も。
当たり前ですがヒントがなく、フラグに気づかず進んでもアシストが無い為、
今のゲームと比べてしまうとストレスを感じる場面もありました。
後半はバットエンドが多々ありますが巻き戻し機能でサクサクになっているのは良かったです。
さいごに
Switchオンラインのファミコンラインナップが最近熱いので加入されている方はプレイすることをお勧めします。
ファミコンタイトルならではの理不尽な部分もありますが1つのタイトルのプレイ時間が数時間もかからないので
色々な遊びがある今の時代にもあっていると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。